構造工学分野 |
山口 栄輝 教授、松田 一俊 教授 |
人々の暮らしを支える社会基盤のうち,橋梁をはじめとした建設系構造物を対象として,それらをより安全・快適かつ経済的に使うことに役立つ研究をしています。構造物の維持管理法,耐風・耐震性などを合理的に向上させることを目指して,計算機を使った数値解析や,風洞実験,現地測定などにより,現象の解明や予測手法の開発に取り組んでいます。
構造物をより強く,かつ合理的なものにするために,皆さんも研究してみませんか?
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地盤工学分野 |
永瀬 英生 教授、廣岡 明彦 教授 |
都市や多くの構造物は地盤上に展開しています。この都市や構造物を何時でも安全に支える技術が地盤工学です。しかし,都市の地下空間や大きなビルディングの基礎(地中部分),大地震や豪雨に対する地盤の安全に関する技術については残念ながら一般に知られていないことが多くあります。
本学の「地盤工学分野」では,上記に加え,地盤環境から廃棄物処分場,激甚災害に至るまでの地盤に関する諸問題の解決手法を求めて研究をしています。
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コンクリート分野 |
日比野 誠 准教授、合田 寛基 准教授 |
暮らしを支える代表的な建設材料であるコンクリートを対象とした研究を行っています。
1)製造・施工技術:環境の変化や材料の変動に対して安定的にコンクリートを製造する技術
2)劣化現象の解明と対策:コンクリートの長寿命化を妨げるアルカリシリカ反応や鉄筋腐食に関する原因解明と抑制対策
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水環境工学分野 |
鬼束 幸樹 教授、重枝 未玲 准教授 |
21世紀は水の世紀といわれています。「水」は,私たちの日々の生活や,産業・経済などの社会活動を支える,かけがえのない循環型資源です。一方で洪水として私たちの生命や財産を脅かす一面も持っています。「水環境工学分野」では,教員と学生が一丸となって,大型実験施設を用いた模型実験,野外観測,コンピュータを用いた数値シミュレーションなどを通じて,河川,貯水池,沿岸域の水環境・水災害問題や環境と治水が調和した河川デザインなどの様々な水問題に取り組んでいます。
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交通工学分野 |
吉武 哲信 教授、寺町 賢一 准教授 |
「まちづくり」と聞いて何をイメージしますか?これからのまちづくりは、多種多様な立場の視点が必要になってきます。
都市計画分野では、これまでの都市計画で解決できていない問題に対して、「まちづくり」の仕組みを見直すことや、まちにいるみんなが「納得」できる合意形成に関する研究を進めています。また交通分野では、歩行者にやさしい安全・安心な道路空間,防災避難計画など、これからの交通のあり方について取り組んでいます。人にやさしい「まちづくり」を目指してみませんか。
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環境デザイン分野 |
伊東 啓太郎 教授 |
緑あふれる豊かな環境をつくるランドスケープデザイン。私たちは,生態学,環境デザイン,認知心理学をベースとして,実際に公園や河川,学校などの計画・設計を行いながら研究をすすめています。街へ出て,いろんなひとに会い,スケッチをしながらデザインの構想を考え,かたちを作ってゆく。これはとても楽しいプロセスです。みなさんもこんな環境デザインの世界に参加してみませんか。
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建築構造分野 |
陳 沛山 教授 |
建築構造とは,自重や利用者の活動により生じる様々な荷重を支え,地震や台風などの自然災害に耐えられる骨組みのことです。想像力と創造力を活かして,木材,コンクリート,鋼材,膜やケーブルなどの材料を利用し,多様な建築構造体を創出することが建築構造工学のおもな研究内容になります。また,建築構造の安全性や機能性を確保する技術の開発や計算理論の研究も重要な課題になります。当研究室では,最新の構造システムの開発,IT技術を用いた解析計算理論の研究,そして古建築構造の謎の解明など,面白い課題に取り組んでいます。
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建築デザイン分野 |
佐久間 治 教授 |
築デザインでは、人々の生活や社会をより豊かで美しくものにするため、住まいや学校、図書館、博物館、公園、駅、まち等の空間を計画・設計していきますが、大切なことは、その空間ができることで、その場所の自然や人、もの、の関係性が密接になり、人々にとって新しく豊かな生活や体験、交流が可能になっていくことだと考えます。そして、そのためには、その場所の自然環境や、生活・社会環境、歴史、風土、文化、人々の活動等をリサーチし、何がポテンシャルで、何が課題かを見極めていくことが重要になります。研究室では、そのような視点を通して、建築デザインの理論および実践的研究に取り組んでいます。
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建築計画分野 |
徳田 光弘 准教授 |
建物や地域の計画や設計は,今後の社会がどうあるべきかといった理念やヴィジョンの確立を根底に,そこで住む・利用する人々の生活,これらを包む空間の大きさや役割や形態,そして時間の経過による人や空間の変化や蓄積を熟慮してつくられます。
建築計画分野では,それらを踏まえて,建物や街の企画・計画設計・管理運営の実践活動を行いながら研究をすすめています。
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建築環境分野 |
穴井 謙 准教授 |
人が健康で快適に過ごすことのできる環境,すなわち,静かで・明るく・冬は暖かく夏は涼しい空間を提供することはとても大切です。そのためには,音をはじめ,光・熱・空気といった様々な環境要素が適切になるように,建物を構成する窓や壁・床を設計しなければいけません。
建築環境分野では,そのような豊かな空間を作り出すための環境設計法や環境制御技術の開発を行っています。
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